文字文化フォーラム

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先日、休憩の間を見て、難波にあるフォント会社のモリサワさんで開催された文字文化フォーラムに参加してきました。初めて参加したのですが今回が5回目だという事で、ゲストは錚々たる面々。著名デザイナーばかりです。中でも、平林奈緒美さんのファンである僕は、ミーハーながら生で見られた事に感動しました。笑

 

全体のトークイベントの中でセクション2の平林さん×古平さんのセッショントーク「タイポグラフィーって、本当のところ、なに?」だけを聞いたのですが、特に専門的なお話はされず、一貫して伝わってきたのが「日本のタイポ事情」に対する不満でした。笑

 

グラフィックデザインは、広告や美術館のフライヤーなどアーティスティックな側面だけが注目されたり認識されがちですが、平林さん、古平さんが不満を感じているのは「市場の中でのタイポグラフィー」。例えば、家電であったり、プロダクトの説明だったり、チラシや雑誌もそうかな、まあ、枠組みはよく分からないけども、僕たちが普段触れるものですね。(平林さんは某セキュリティのSECO○さんのタイポが気に入らないらしいです。笑)

そういった、普段触れるもののデザイン、主に文字に関わるデザインがですね、有名であってもなくても、秩序が乱れているケースは少なくないんです。そしてそれが当たり前になっている部分もある。

 

日本のデザインの傾向とまでは言いませんが、各要素の扱いを「大きく」「目立つ」「カラフルに」みたいなところがありますよね。結局みんな主役になっちゃってるというか。某スーパーのチラシとかも、そう。


結局それは何が伝えたいのかが曖昧になっちゃったり、全体の役割しないまま、技術(て言う程のものでもない技術)にかまけてデザインしてる。まあ、デザイナーなんてイラレが使えれば名乗れるんだから、仕方ないのかもしれないのだけど、そもそも根底にある美意識や整理思考が無いまま、イラレの上でデザインだけしても仕方ないのだと僕は思います。


僕もまだまだ登壇しているお二方には到底及ばないとは思いますが、彼らの言わんとしている事がよく分かります。電車の中吊り広告とか、雑誌とか、飲食店のメニューとか。なんかもう、ぐちゃぐちゃなんですよね。文字が。ださいとかかっこいいとか以前の問題なんです多分。そこにもどかしさを感じている方も少なからずいると思う。

少し前にも原研哉さん×服部一成さんの対談も聞いてきましたが、原さんも同じような事を言ってました。「うすらデザイン」が多いって。笑

 

いいデザイナーって美意識が徹底してるんです。文字間ひとつ取っても、こだわりつくす。機械の如く、です。デザインってワードでタイプするのとは、少し違うんです。タイポをメインでデザインすると楽してると思われがちですが、そうでもないんです。少ない要素だからこそ下手な事できなかったり印刷方法やコスト、フォントや文字間、余白の配置とか色々な「選択」そのものがデザインです。

 

やばい、長くなった。

 

お店の事書かなきゃとは思ってるんですが、これでいいと思ってます。デザイン好きな方が集まってくれたら嬉しい。

 

デザインの勉強会しませんか?月に1回くらいで。僕も教えられる範囲は教えます。
10人くらい集まりそうだったら開催します。ゆる募。こちらにテキトーに表明ください。

 

古いフライヤーが切れたので、もうすぐ新しいフライヤーが出来上がります。
色んなお店に置きにいこうと思います。よろしくお願いします。

 

ではでは。

 

野村