サバイバルナイフと日記

どん!
お久しぶりです!
今日は少年のイニシエーションものについて書こうと思います。

最近近所の公園でゴミ拾いをしているボーイスカウト達を見かけます。
活動の時期なのでしょうか〜。いいですね。
わたしも木をがすがす切ったり、縄をぐんぐん巻いたりしたいです。

ヘミングウェイの『インディアン・キャンプ』は忘れられない小説のひとつです。
英文学科とかだとけっこう扱われること多い、ヘミングウェイの最初期の半自伝的作品です。
少年が父親に連れられてインディアン・キャンプへ入っていき、生と死の生々しい瞬間を目にします。
これがヒーてなるほど強烈でした。父親は確固たる存在として描かれるのですが、
少年の父に対する反骨や葛藤も読み取れて、父と息子の話とも読めます。

週2の西田さんが勧めていたサローヤンの『パパ・ユーア・クレイジー』も父と息子の話ようで気になります。
絶版だそう。『インディアン・キャンプ』が収録されているちくま文学の森シリーズの『幼かりし日々』も絶版です。
ちくま文学の森は収録されている作品粒ぞろいでほんとに全部いいです。
絶版の本2冊!強くお勧めします!

ふたりともめちゃくちゃに男くさい ↓

EH6670P   1930s Ernest Hemingway sitting on a dock next to the Pilar, 1930s.  Photographer unknown in the Ernest Hemingway Collection of the John F. Kennedy Presidential Library and Museum, Boston.fc873467bc2b8328f41c93e122a420e5

最近みた映画で『父、帰る』というものがありますが、これもかなり強烈なイニシエーションものでした!
監督はロシアのアンドレイ・ヅビャギンツェフ。今のところ一番読めなくて覚えられないお名前の監督。
この監督は先述のサローヤンの小説も映画化しているので通ずるところがあるのでは。。。

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ロシアなので夏なのに少し寒そうで、壁がきれい。
息子たちはボーイスカウトみたく、サバイバルナイフを携帯して父親と無人島にいきます。
弟の方はヘミングウェイのように恐がりで疑い深く、彼らを鍛えようとする父親に反発します。
目は『スタンド・バイ・ミー』のリバー・フェニックスのようで◎
兄弟がその日あったことを交代で日記につけているのが印象的です。

原作の有名な『悪童日記』も双子の少年のイニシエーションものだと思います。
こっちはキャンプとかでなくて、第二次世界大戦下に疎開した田舎でのがちのサバイブ。
双子は生き延びる為に何でもして、全部日記に綴ります。
少年のサバイバルライフは、見るもの全てが鮮烈なので記さずにはおれんのでしょうかね。
映画、端正でよくできてます。淡々としてるのがいいです。

TN5

『父、帰る』も『悪童日記』も結末が凄まじいので、言えない。
父親を乗り越える話です。サバイバルナイフと日記は必携なのでした。

ポパイ読者とかにも、、、ぜひとも街へ出る前に読んで、観てほしいですね〜。
しばし父と息子のもどかしくて愛おしい関係に思いを馳せます。。。

 

次は映画以外のことを書かないとそろそろやばい。頑張ります。
最後まで読んで下さっていたらどうも⚡
それではまた〜。

 

山田